花柄模様の黒い着物からパンツ

いささか煤けた感じのする古い着物はよく見ると花柄が浮き上がって見えます。長襦袢でも作る予定だったのかモスリンの反物がいくつか残っていたので、それを裏地として使い、温かいパンツを作りました。腰回りはフィットして気持ち良いのですが、もう少し細めにすればもっと動きやすかったかと思います。
青色の訪問着でコート


着物の青色と洋服の青色は色合いがかなり違います。実はこの青はあまり好きではないので、リメイクも渋っていましたが、黄色と合わせてフード付きのリバーシブルコートにしました。絹は軽くて、冬暖かいと言いますが、その通り。晩秋のお気に入りになりました。
黄色の縞の着物をリバーシブルコートに


リバーシブルのフード付きコート。母が遺した着物には黄色系がありませんでした。黄色がどうしても欲しかったので骨董市に行き、1000円で手に入れたのがこの縞の着物。古着屋の女主人が言うには、「黄色は通が着るもの」なのだそうです。着こなすのが難しいとか。ちょっと目立って恥ずかしいような。
えんじの道行をチュニックに


カメラの調整がいい加減だったので色が異なって見えますが、実際は濃いめの臙脂。どちらかというと苦手な色合いで、あまり着る気になれませんでした。久しぶりに着てみたら意外としっくりきます。最近太り気味のせいか、体形を隠してくれるこのデザインは便利。
臙脂チュニックの襟直し


臙脂の道行きで作ったチュニックの襟ぐりが大き過ぎて、直に着ると首や胸の貧弱さが目立つのが気になっていました。そこで襟を作り直し、ゴムを入れて絞り、立つような感じにしました。
臙脂のチュニックをTブラウスに

色柄がいかにも和服っぽく、着る機会の減ったチュニックを今度はTブラウスに作り変え。古い型紙を取り出して当ててみたら、ずいぶん太ってしまっていたことに気付きました。端切れのストックもないので中途半端な袖丈になりましたが、インナーとして着るには十分です。絹の軽さと肌触りの良さに改めて感動しただけでなく、裏に当てられた無数の補修布にもびっくり。母か祖母か、はたまた姑か、いずれもいないので、もう誰の仕事かわかりませんが、まめさがしのばれます。
黒紋付で丈長のかぶり型ベスト


世界文化社の『着物でリフォーム』の「シノワズリーなオーバーブラウス」を参考にしました。当初、裾を別布でくるんだのですが軽さを出すため取り外しました。黒いシャツの上に着ているので写真ではわかりにくいのですが、袖無し、衿なし、かぶり型のエプロンドレスのような感じになりました。歩くたびに脇から裾にかけて、ひらひらと揺れるのが心地よいです。
総絞りの羽織でチュニックドレス


青地に白の着物で作ったチュニックドレスとまったく同じデザインです。絞りは伸縮性があるので、タートルネックのセーターやシャツの上に着てもちょうどよいくらいです。なにぶん古いので色あせ部分がたくさんあります。絞りの模様がところどころ乱れたり、抜けていたりしているのが、いかにも人の手仕事らしく、その膨大な手間を想像すると、いつまでもだいじにしたいと思わずにいられません。
絞りでベスト


チュニックドレスを作った絞りの余り布を藤色亀甲帯のベストの裏側に使いました。帯の方が固くて張りがあるので苦労しました。
えんじ色の細かい柄のチュニック


ベージュの地に臙脂の貝殻を模したような模様が続く羽織です。そのままチュニックを作るには布が足りないので、胸から上の部分と下の部分で切り替え、縦地と横地を組み合わせました。生地を余さず使い切ったので気持ちはよいのですが、あちこちに染めむらが。よく見ると、大きな花模様が織り出してあります。柄が浮き上がって見えるので、染めむらのように見えたのでした。なぜ、花柄の織り地に幾何学模様を染めたのか、よくわかりません。
